8月8日(水)初級コース

こんにちは。事務局の山家2号です! 台風接近中・・。上陸はしないものの雨風が気になる天候の中、生徒さんたちが足を運んでくださいました! 今日は猛暑や台風にも負けない、熱い授業でした。 さて、今日の初級コース。 最初の自由な会話で、 花井講師が「来週、お盆休みだよね。帰省する?」と生徒さんたちに尋ねました。 さらに「年一回?」「夏と冬のどっち?」「旅行行ったりする?」と会話を続けていきます。 生徒さんたちも旅行や帰省の予定があったりして、楽しみな様子です^^   次は、副詞である「たまたま」の手話を省いて表現した流れ(例文)を考えました。 生徒さん同士で相談しながら進めていきます。 「たまたま」という意味を、表情だけで表現することが出来ます。 「道を歩いていたら、(たまたま)友達に会ってビックリ!」 「いつも空振りなのに、今日は(たまたま)ホームランを打った!」などです。 副詞である「たまたま」の手話を省いた表現を考えるのは、 分かりやすく明快になるだけでなく、イメージ力を高めて表現力を磨くことにつながります。 しかし生徒さんたちが手話表現の相談を進めていく中で、 分からない生徒さんへの説明が上手くいかなかったり、間違えているのに気付かなかったり 誰かが発言するのを待っていて、なかなか進まない‥ということがありました。 そこで花井講師が、「手話表現を考えるだけでなく、あいまいな表現に気付いたら『これは違うんじゃない?』『こういう表現の方がいいんじゃないかな?』などもっと意見を言い合うことが大切だよ」。 さらに「手話表現があいまいで分かりづらいのに、何となく意味が分かったから『いいね』と言ってはダメだよ」と続けました。 生徒さんたちも一生懸命考え、 「これはどう?」「あっそれいいね!」「どういう意味かしら?」とそれぞれ発言したり 質問や相談を進めていくのですが 「いつもは釣れないのに、今日は(たまたま)釣れた」の内容を説明しようとして、 いつの間にかテーマが「釣りの場面」になってしまったり、説明したくて長くなってしまうということがありました。 それでも生徒さん同士で気付いて、指摘し合ったり意見を出し合うことが大切です。 花井講師はじっと見守ります。 最後に、花井講師が間違っている手話表現を修正して説明し 「待つのではなく、自分から発言すること、自分で良い方法はないか?と考えるのが大切だよ」。 生徒さん同士で何人か集まっていると、つい遠慮してしまったり自信がなかったり・・ 誰かが何か言うのを待っていたり・・。実は手話のレベルは関係なく、どのクラスでも見られる光景です。 勇気がいるかもしれませんが、 自分から発言すること、相手が発言したことに対して「それいいね!」と反応したり意見を言うこと。 とても大事なことなので、少しずつ増やしていきましょう^^ 生徒さんたち1人1人が意識できるようになると、手話表現について相談や意見交換が活発になり 気付くことや新発見も増え、コミュニケーションが深まるだけでなく、手話の上達につながります。 まずは意識することから、始めてみましょう^^

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7月25日(水)初級コース

こんにちは。事務局の山家2号です! 猛暑が続きますが、教室はいつもにぎやかです^^ さて、今日の初級コース。 (生徒さんの表現を修正し、分かりやすく指導をする花井講師。) 自由に会話する中で、表現1つ1つを考えました。 手話表現がまだまだだったり、あいまいなために 話が通じない・分からないことがあります。 花井講師が生徒さん同士の会話のやりとりを見守り、 分かりづらいあいまいな表現が出てきた時に、ストップをかけました。 「ちょっと待って、この手話表現で良いのかな?自分は見ても分からないよ」 会話している生徒さんは、あいまいでも何となく分かるかもしれませんが ろう者である花井講師が見て分からないのでは、他のろう者とも通じないということになってしまいます。 ある生徒さんが「イギリスで熱波が原因で起こった山火事」を伝えたかったのですが、 葉や枝がこすれ合って山火事が起こる様子の手話表現が難しく、また表情も足りなかったために花が咲いているような別の表現に見えてしまいました。 そのため他の生徒さんは何の話か分からず、一生懸命理解しようと その生徒さんの表現を真似て、質問したりコミュニケーションをとりました。 (「分かる?」と聞かれて、あいまいな時は「うーん、(少し)分かる・・」と微妙という表情で答えます。) 中には「分かった!」という生徒さんと、「分からない」という生徒さんがいました。 実は、どちらもNGなのですね。 「分かった!」といっても、実は間違っているかもしれません。 分かったと思っても、まず「こういうことだよね?」と質問して確認することが大切です。 「分からない」といっても、ただ「分からない」の一点張りでは、前に進みません。 相手の手話表現から想像し考えて「これってこういうこと?」「こういう意味?」と質問して確認することが大切です。 「分からなくても、想像して工夫しよう」と花井講師。 (右手で左手の甲を2回ポンポンと叩いて「方法(やり方)」の手話を表現しています。) 例えば、「(『アフリカ』の手話を表現し)この手話分かる(知ってる)?」と聞かれたとします。 この時、分かる場合は「分かる(頷く)」だけで終わるのではなく、「黒人だよね?」「民族衣装着てジャンプしたりしてるよね?」とイメージを話して確認することで、本当に通じているかどうか分かります。 そうすると、話し手も「良かった、ちゃんと通じてる」と信頼・安心感にもつながります。 また話し手が手話を間違えていた場合にも、気付くこともできます。   逆に分からない場合は、表情を「分からない」とはっきり表し、「それは国の手話?」「イメージは何?」と質問して探します。 そうすることで、話し手も「そうか知らないのか、どう説明しよう?」と考えたりできます。 ただ、答えとは遠かったり分かりづらい質問をしてしまうと、さらにズレが起こってしまい時間もかかってしまいます。 「質問の内容も大切だよ」と花井講師。 こうして分かる分からないも関係なく、質問・確認を繰り返しコミュニケーションをとっていくことで、 信頼関係も築くことができ、理解も深まります。 なかなか分からない生徒さんが、思わず「分からなくてごめんなさい」と謝ってしまう場面がありました。 「それは、違うよ。分かる分からないも『勉強』であり『学び』なんだよ。」と花井講師。 申し訳ないと思ったり、謝る必要は全然ないのです! 分かる人、分からない人、あいまいな人、人それぞれ違います。 どうしたら皆分かるかな?もっと良い表現はないかな?と考えて工夫することが、一番大切です。 手話で会話する時は、話を本当に理解できているかどうか、 どう確認したら良いか、意識してみてくださいね^^

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7月11日(水)初級コース

こんにちは。事務局の山家2号です! 人気の水曜日初級クラス。なんとイギリス出身の男性が来てくださいました! これまでも入門クラスに外国の方がいらっしゃいましたが、手話経験がおありとのことで初級クラスは初めてです^^ さて、今日の初級コース。 体験の方も含めて、まず会話をしました。 自由に1人選んで、質問して会話のやりとりをしていきます。 「好きな果物は何?」「暑いのは好き?」など、色々な会話が出ましたが 「寒いのは好き?」 「苦手です」 「私は好き!」 「へえ~!」 「・・・」 「・・・」 と、やりとりが短く終わってしまうことも・・。 「例えば寒いのが好きなら、冬は鍋が美味しいよね、とかもう少し考えて会話しよう」と花井講師。 なぜ好きなのかもう少し掘り下げて聞いてみると、発見もたくさんありますね! 手話の表現についても間違っていたりあいまいなために、意味が分からなくなってしまうということがありました。 花井講師が1つ1つ、正しく分かりやすい表現に修正していきます。 例えば、両手の人差し指を立てて向かい合わせると、「会う」という意味になり 一見簡単な表現に思えますが、その時に両手の人差し指の腹をくっつけてしまうと・・・! 「チューしてるの?」となってしまうので注意です!(笑) 人差し指の腹は、顔を表しているのです。 簡単そうな表現ほど、気を付けたいものですね。 次は、CL表現を磨きます。 TVモニターに山手線の路線図を映し、「○○駅から2つ目の駅は?」とCL表現で位置を表す方法と、読み取りを学びました。 自分が表現する時は、自分から見たままを表現し 相手の表現は逆に読み取る必要があるので、最初は混乱しますが慣れていきましょう!   次は、美味しそうなステーキのイラストが映し出されました。 同じように見えて1つ1つ違うので、特徴をとらえて表現する必要があります。 「お皿にのっていて右側にこういう形のポテトがある」「見た目が本物並みで、コーンがあふれるほどのっている」などです。 花井講師のCL表現は的確で、生徒さんたちもすぐ理解できました!   体験にいらしてくださった方の中には、講習会に通っている方もいらっしゃいました。 講習会では「指文字」を学ぶことが多いのですが、ここでは使いません。 その理由を花井講師が説明していきます。 ダメというのではなく、できるだけ指文字に頼らずに表現を考える、イメージ力を高めるためです。 また指文字で表現されても、長くなったり意味が分からないということもあります。 ぜひ指文字(=日本語)に頼らずに、 どうしたら目で見てすぐ分かるかな?と表現を考えてみてくださいね^^

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6月14日(木)初級コース

こんにちは。事務局の山家2号です! さて、今日の初級コース。 生徒さんに誰か1人、他の生徒さんを選んで自由に会話してもらいました。 「メガネとコンタクトどっち?」「コンタクト」「家ではメガネかけているの?」とある程度会話が続いたところで、ストップがかかります。 「今の会話を見て、どうかな?一番の課題は何だろう?」と花井講師が尋ねます。 特に大きな間違いがあったわけではありません。普通に会話が進んでいました。 生徒さんたちは首をひねりました。 すると「表情と手話表現の強弱が足りないよ。眉毛の動き・頷きなども大切だよ」と花井講師。 ある程度手話経験があると、表情や表現が足りなくても内容が分かってしまうので、実は見落としがちです。 (両手の人差し指で、眉毛の動きを表す花井講師。) 次の生徒さんは「あなたの癖は何?私は考えている時につい腕を触ってしまうのが癖で・・」という会話でしたが 手話表現が「性格」になっていました。 それに気付かず、相手の生徒さんも話の流れから「癖」だと理解して会話が進んでしまいました。 実は「癖(身につく)」と「性格」の手話表現は似ているので、区別する必要があります。 相手の手話表現が少しでも違っていたら、「それってこういう表現じゃないかな?」とすぐ伝えましょう。 そうしないと、ずっと間違いに気付かないままです・・(汗) (開いた右手を握りながら、左手の甲に重ねて「癖(身につく)」と表現します。「性格」は、右手の人差し指で左手の甲を払った後、同じ表現をします。似ているので、注意です!) 癖に関する話になり、「今まで見た癖は何?」と花井講師が尋ねると 「考えごとしている時に眉毛を引っ張っている」 「貧乏ゆすり」 「頭かきかき」 と色々出てきました(笑) ちなみに花井講師は、学生時代の同級生が、かなり髪型を気にしてずーーっと髪をいじっていたそうです(笑) CL表現を駆使してその様子を再現する花井講師に、生徒さんたちも爆笑でした。 (鏡を見ながら、ずーーっと髪をいじっている様子を再現する花井講師。笑) 「『癖(身につく)』の手話は、意味も色々あるよ」と花井講師。 「電車に乗ったらすぐスマホいじるのが癖になっている(当たり前になっている)」 「ランニングが面倒だったけど、帰宅するついでに走るようにしたら、身体が覚えて当たり前になった」 「何度も練習して、身についた」 などです。様々なパターンを覚えましょう^^ 最後は、手話に関する話になると ある生徒さんが「今の手話勉強は楽しいけど、通訳目指した方がいいのかな・・って」 花井講師が「みんな、通訳士という資格を取ることだけが目的になってしまっている。基礎をしっかり積み重ねて、少しずつ段階を踏んでいくことが大切だよ」と忘れられてしまいがちなところを説明すると、 みなさん納得でした。 楽しく手話を学んで、これからも可能性がどんどん広がっていくといいですね^^

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6月13日(水)初級コース

こんにちは。事務局の山家2号です! さて、今日の初級コース。 「虫」をテーマに、会話をしました。 花井講師の実家の近くに山があり、トンボやクモなどの大きさが巨大だったそうです・・。 そこで、「虫で大変だった経験は何?」と花井講師が尋ねました。 すると 「友達とおしゃべりしていたら、口の中に虫が入ってきた!」 「寝ていて違和感を感じ、目を覚ましたら手にムカデが!!」 「家族で北海道のキャンプ場に行ったら、蛾がものすごいたくさんいた・・」 とぞ~っとするようなエピソードを話してくれました(笑) そこで花井講師が会話だけでなく、より良い表現に修正していきます。 例えば「口の中に虫が入ってきて、吐き出した」で「吐く」手話表現をすると 「気持ち悪くなってもどした」という意味に捉えられてしまいます。 人差し指で虫を表し、口から吐き出す表現をします。 「ムカデ」は両手を広げて指を動かしながら下に降ろして、たくさんの足を表現します。 (子どもが好きな「カブトムシ」の手話。ピースの指を曲げ、おでこから上にあげて表現します。) 「虫がいっぱいいた」は「虫/いっぱい」と表現するのではなく 両手の指を全て動かして、うじゃうじゃいる様子を表現します。リアルでぞ~っとします・・。 「また『虫がいっぱいいた』と言っても、止まっているものと動いているものでは 意味が違ってくるよ。その区別も大切だよ」と花井講師。 また少ない時は、両手の人差し指を立ててあちこちに動かしながら、数匹いる様子を表現します。 (左:両手の人差し指で、数匹の虫を表現しています。右:両手の指を動かし、うじゃうじゃいる様子を表現しています。表情にも注目です!) 日本語に縛られることなく、見てすぐイメージができるような豊かな表現です。 そこに虫がいそうで、ぞ~っとしますが(笑)   最後は、スマホの機能の話になりました。 「インターネットとメール以外にスマホに必要なものは?」と花井講師が尋ねると、 「電車の乗り換え案内」「カメラ」「天気予報」「万歩計」と色々出てきました^^ (TVモニターを使って、スマホの便利な機能を説明する花井講師。生徒さんたちも「初めて知った!」とびっくりしています^^) スマホの「カメラ」と聞くとつい「カメラのシャッターを押す」表現になりがちですが、スマホで撮影している様子を表現をするのがポイントです。 手話本に載っている手話は「カメラのシャッターを押す」表現だけですが、一眼レフや携帯など何のカメラかによって表現も変わってくるので、ぜひ覚えておいてくださいね^^ これからも、相手に伝わる表現を磨いていきましょう!

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6月5日(火)初級コース

こんにちは。事務局の山家2号です! 早いもので4月~6月期の授業も、残りあと少しになりました。 さて、今日の初級コース。 まず、目で見る力を鍛えるトレーニング&復習として「空書」をしました! 日本手話は、目で見るものです。 空書は、 ・読み取り力 ・イメージ力 ・想像力 が鍛えられます! 生徒さん同士で、「漢字を空書」→「読み取ったものを空書」していきます。 (人差し指と手首を固定させて空書すると、はっきり読み取りやすくなります!) 空書に慣れている生徒さんもいれば、苦手な生徒さんもいらっしゃって それぞれ違います。 なかなか読み取れず、「分からない・・」という生徒さんもいましたが 「間違ってもいいから、想像で答えを出してみよう」「相手の動きをなぞってみて」と花井講師。 相手の空書は、自分から見て逆の向きになります。 自分の空書は、自分から見て正しい向きになります。 相手の空書を逆にして読み取るのは、実はイメージ力と想像力が大事になってくるのです。 多かったのが「開」や「関」など、真ん中にある文字を間違えてしまうことでした。 書き順や動きも似ているので、相手の指をしっかり見て想像しましょう^^   次は、山手線の大きな駅を空書→読み取りと、手話表現を確認しました。 さらに位置も表現します。 例えば東京と新宿をメインにし、「渋谷」は新宿からいくつ目?などです。 駅名だけでなく、イメージとして位置も覚えておくと便利です^^ はっきり分からなければ、「だいだいこの辺り」と表現します。 (両手で、東京と新宿の位置を表しています。そこから上?下?いくつ目?と分かるように表現します。) 「空書って、空間に文字を書くだけでしょ?」と思われるかもしれません。 しかし意外と書き方と読み取りが難しく、分かりづらい時はイメージ力や想像力でカバーする必要もあります。 実は色んな力が鍛えられるのです。 ぜひどんな早い空書も読み取れるように、マスターしていきましょう^^

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5月23日(水)アメリカの手話通訳士ジェイドさん再来日!初級コース

こんにちは。事務局の山家2号です! 何とアメリカの手話通訳士のジェイドさんが、1年振りに再来日しました。 花井講師と再会を喜び合っています^^ さて、今日の初級コース。 初めて会うジェイドさんに、生徒さんたちもドキドキ&興味津々でした^^ ジェイドさんはアメリカ手話のみで、日本の手話はあまり知りません。 手話を知らない聴者と同じような感じですね。 工夫して会話してみよう!と花井講師。 生徒さんたちの方から、ジェイドさんに自由に質問してもらいました。 日本の手話を知らないので、表情や身振りや動きなど工夫しながら、伝えていきます。 「いつから手話の勉強しているの?」 「泊まっているところは?」 「日本の食べ物で好きなのは?」 (ジェイドさんと生徒さんのやりとりを見て、花井講師がツッコミする一面も笑) しかし、ついつい日本の手話で表現してしまい、ジェイドさんも「???」となることもありました。 そんな時は、ジェイドさんも覚えたての日本の手話で、「この手話なあに?」と尋ねていました^^ 時々、花井講師が助け舟を出しながら進めていきます。 ジェイドさんも少し覚えた日本手話とアメリカ手話を織り交ぜながら、会話をしている感じです。 生徒さんたちはアメリカ手話を知らないので、表情や話の流れを一生懸命読み取っていました。 見たことのない手話表現があると、そればかりに気をとられがちなのですが、 大切なのは話の流れから想像することです。 次は、生徒さんたちが単語を選び、工夫し使い方を説明して ジェイドさんに覚えてもらいます。 例えば人差し指と親指を立てて曲げたものを1回前へ動かして表現する手話ですが、 同じ手話表現でも、表情によって意味が変わります。 ①あ~変わらないね~という表情 →「変わらない」「相変わらず」 ②強い・かたいイメージの表情 →「かたい」「しっかりしている(頑強・丈夫)」 ①の意味では、「結婚して何十年経っても仲良し」 「結婚」「10年・20年・・〇年」の手話表現をジェイドさんに覚えてもらい、ハートマークを作ってラブラブな様子を表現したりしました。 ②の意味では、「父が頭かたい」 「父がスマホダメと言う」や「彼連れてきたら結婚ダメと言う」など表情と身振りで表現しました。 ジェイドさんも、それぞれイメージがつかめたようです。 自分にも経験があると話してくれました(笑) 花井講師が分かりやすく補足して説明しながら、ジェイドさんに1つ1つ覚えてもらいました。 逆にアメリカ手話でどう表現するの?と教えてもらい、生徒さんも「なるほど!」と楽しそうでした^^ 生徒さんたちも、ジェイドさんとのコミュニケーションの中で、発見がたくさんあったかと思います。 なかなか出来ない、とても貴重な時間になったのではないでしょうか。 国や言語が違っても、工夫すれば通じ合える喜びがあります。 ぜひこの経験をいかしてくださいね^^

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5月21日(月)初級コース

こんにちは。事務局の山家2号です! さて、今日の初級コース。 生徒さんの中に、遠方から通ってくださっている方がいらっしゃるのですが、 家から職場までの乗り換え駅について説明してもらい、他の生徒さんがイメージできるかどうか表現を考えました。 その方のお住まいは千葉県の成田空港近くで、職場は東京なので2時間もかかるそうです。 しかし乗り換えは1回だけとのことでした。 大きな川とスカイツリーを通って・・と説明したのですが 他の生徒さんが「柴又」をイメージしたようで、寅さんの帽子と服装を表現して「ここ?」と尋ねました。 確かに「男はつらいよ」は長年愛された有名な映画で、 帽子をかぶる寅さんのクセや、外見の特徴を表現したら分かるかもしれませんが、 ろう者の中には知らない人もいます。 その場所の「有名なもの」よりも、大きな駅からどれくらいとか、乗り換え駅は千葉と東京のどっち?と尋ねる方が分かりやすいよ、と花井講師。 渋谷や品川や横浜など、大きな駅の手話表現を覚えておくと便利ですよ^^   初級クラスには、手話を学び始めて短い生徒さんや経験が長い生徒さんもいて、分かる範囲やレベルも様々です。 そこで、まだ知らない手話表現が多い生徒さんに、経験の長い生徒さんが1つ単語を選んで流れを作り、説明しました。 手話がまだまだの生徒さんは、読み取りや想像力を働かせ、新しい手話表現を覚えることができ 経験の長い生徒さんは、どうしたら分かりやすく伝えることができるか、工夫力が鍛えられます。 手話が分からない時は、身振りや表情、動きを使って工夫しても良いのですが やはり手話表現を覚えた方が、会話の幅も広がります。 【久しぶり】→「小学時代に引っ越してしまった友達と、大人になってから久しぶりに会った」 【努力】→「幼少時から努力してきて、プロ野球選手になった」 【勝負・試合】→「野球でAチームとBチームが試合する」 【競争・ライバル】→「モデルの世界は私が一番キレイ!いや、私!と競争が激しい」 【試験・テスト】→「試験は難しい」 【合格】→「大学に合格した」 【会社】→「あなたの会社は何?」「マツダだよ」 競争と試験の手話表現は同じなのですが、意味が違います。 話の流れや内容をよく見て、どちらなのか理解することが大切になってきます。   1つ単語を覚えたら、その単語を使って、短く例文を作り表現してみましょう。 それができるようになれば、覚えやすいだけでなく伝えたいことが表現できるようになります。 1つ1つ覚えていきましょう^^

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5月16日(水)初級コース

こんにちは。事務局の山家2号です! 日差しが強くなり、緑がさわやかな季節になってきましたね^^ さて、今日の初級コース。 まず花井講師が、テーマを選んで自然な日本手話で話します。 生徒の皆さんはそれを見て、気付いたことや思ったこと、または関連することなどを自由に発言していきます。 それに対し、花井講師がさらに会話を続けていきます。 しかしいつものクセで、生徒さんたちはついうんうんと頷くだけになってしまい・・・ 「何でもいいから、発言することが大切だよ」と花井講師。 テーマは、世間でニュースになった事件でした。 生徒さんも 「ニュースで見た、犯人は近所の人だったんだよね」 「犯人は真面目でいい人って言われていた」 「被害者の家族の気持ちを思うと、胸が苦しい・・」 それぞれ発言しました。生徒さんの手話表現が適切でなかったり、時に間違えていることもあります。 そんな時は「もっと良い表現は何か、みんなで考えよう」と花井講師。 例えば「見た」の表現が、過去形ではなく現在形の「見る」になっていました。 過去形は口形「パ」をつけます。 「他の生徒さんの手話表現を見て、おや?と気になったら言うことが大切だよ」と花井講師。 お互いに言うことで、気付いてすぐ修正することができ、またそれが発見・学びとなります。 事件の犯人について、警察が調査する内容で 「あの人あやしい」や「何か変」という表現が出てきたのですが 「あやしい(警戒)」は表情がとても大切です。 表情が足りないと、意味が違うものに見えてしまいます。「あの人あやしい!」と睨むイメージの強い表情で表現します。 (右手で人を表し、左手の親指と人差し指のみ顎に当てて「(その人が)あやしい」と表現しています。) 「変」は、笑いの意味や普通ではない・危ない意味など幅広いので、事件に関する内容では「あやしい」という表現の方が適切です。 花井講師がより分かりやすい表現をすると、生徒さんも「なるほど!」と感嘆しているのですが 手が止まっています(笑) ただ見るだけではなく、ぜひ花井講師の表現を真似して手を動かし、身につけましょう^^ 表現のヒントもたくさん隠れていますよ。

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5月10日(木)初級コース

こんにちは。事務局の山家2号です! さて、今日の初級コース。 (生徒さん同士1対1で会話をし、それを見守る花井講師。) 振替出席の方もいらして、人数が多くにぎやかでした^^ まず花井講師が「みんなのクセは何かな?」と尋ねました。 生活の中のクセであったり、手話のクセだったり色々ありますね。 「動きが大きい」 「手話表現が大きくなってしまう」 「話が長くなってしまう」 など生徒さんの答えも様々でした。 4月から通い始めたばかりの生徒さんもいらっしゃいますが、 1年以上になる生徒さんに対しては 花井講師も「話が長いというよりは、最初に戻って繰り返してしまうからだね。途中から進めることが大切だよ」 「ほら、今考えこむところがクセになってるよ(笑)」と明快に分析してらっしゃいました(笑) そこで「1対1で会話をしてみて。他のみんなは手話だけでなく、雰囲気や反応を見て考えよう」と花井講師。 2人である程度会話したところで、花井講師がストップをかけて 「今の会話見て、どうかな?」と尋ねます。 「この手話が分からない様子だった」 「同じ手話を繰り返していた」 と生徒さんたちも気付いたことを答えていきました。 会話の中で、反応がとても大切です。 しかし、ただうんうんと頷いているだけでは「本当に分かっているの?」と心配になりますよね。 相手の顔を見て、一緒に手を動かして「これはこういうこと?」と確認しながら進めていく方が、積極的にコミュニケーションをとろうとしているのが伝わり、相手の信頼・安心感につながります。 (ただ頷くだけでは、コミュニケーションとは言えません・・) また表情や想像力、工夫力も必要です。 相手が「?」という表情や反応をしたら、すぐ気付いて補足説明をしたり 相手によってイメージも様々なので「言いたいことは何だろう?」と考え、工夫するのが大切になってきます。 中には話が通じないと、ついつい日本語どおりに口を動かしてしまう生徒さんもいらっしゃいました。 そうすると、自然ではないばかりか相手も口の形に頼ってしまい、読み取る力がアップしません。 ここは我慢して必要な口形以外は、口をとじて表現することに慣れていきましょう^^ 「会話の中で表現力や読み取る力が足りないと、ズレや誤解が起こってしまう。 しかし相手によってさまざま。例え足りなかったとしても、自分で想像したり読み取ることに慣れていこう」と花井講師が大切なポイントを説明します。 最後は、単語を1つ選んで短く流れを作りました。 ある生徒さんが「車(運転)」のテーマにして、「田んぼ道が狭く先方に譲るため幅寄せしたら、車ごと田んぼに落ちてしまった」と表現したのですが、何と実体験(!)だそうです。無事で何よりでした・・(汗) 花井講師も「どう幅寄せしたの?」「落ちた後、相手の車はそのまま行ってしまったの?」「田んぼ道の横はどんな感じ?」と会話しながら、CLを使って分かりやすい表現にまとめました。 例えば、田んぼ道の横が坂になっているところと、直角になっているところでは落ち方も違いますね。 他のみなさんも「なるほど!」と手を動かしていました。   スムーズなコミュニケーションのためにも、これからも表現力と読み取り力を磨いていきましょう^^

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4月24日(火)初級コース

こんにちは。事務局の山家2号です! さて、今日の初級コース。 まず自由に会話をしました。 すると、生徒さんたちが「~する時」の手話が多いことに気付いた花井講師が 「『~する時』という手話は不要だよ。いちいち話の中に入れて表現すると長くなるし、なくても見て分かるよ」と説明しました。 実際に「~する時」の手話を省いてみると、なくても内容は分かるので 生徒さんたちも「なるほど!」と頷いていました。 「『~する時』の手話を省いて考えてみてね。手話がきれいに見えるし、何より自然な手話表現になるよ」と花井講師。 ぜひ意識してみてくださいね^^ 次はCL(手話特有の表現方法)のみを使った表現を考えました。 しかしCLを学べるところは数少なく、初めての生徒さんもいらっしゃいました。 花井講師が例として、短く表現したものを見てもらいます。 山々が連なっており、そばに川がザーザーと流れている。花が風に揺れ、蝶々が止まって蜜を吸っている・・。 この情緒あふれる豊かな自然を、手指のみで表現しているのです。 手指だけでなく、表情、動き、位置、全てが合わさって生まれます。 山、川、花、草、蝶々、風などが出てきますが、手話単語本にある手話と同じ表現ではありません。 本に載っている手話が全てではなく、色々な豊かな表現があることを覚えておいてくださいね^^ 見る方はとても感動するのですが、自分が表現するとなると・・・難しい~! 生徒さんたち、手を挙げるのをためらって黙り込んでしまいました(笑) 「間違ってもいいから、チャレンジしてみよう」と花井講師が励まします。 生徒さんも頑張って手を挙げて、「美味しそうなステーキ」「釣りしている様子」「スキーする様子」など、どんどんCL表現しました^^ (釣りでヒットする様子をCL表現する花井講師。右手の人差し指は釣竿、握っている部分はリールを表しています!) 花井講師も「場所があいまいだと分かりづらいよ。はっきり表現しよう」「この表現だと、こう見えるよ。」と修正が必要な部分をアドバイスしていきました。 次は、会話の中でCLを使ってみようと花井講師。 例えば「家のドアの取っ手は?」「使っているマグカップの形は?」「犬と猫、どちらが好き?」 この会話の中で、ドアの取っ手やマグカップの形、犬や猫の姿形や特徴などもCLで表現すると、とても分かりやすいのです! 犬や猫など動物は種類が様々なので、指文字で伝えたとしても分からなかったりします。 また名前は知っているけど、どんな動物だったかな・・と思い出せないこともありますね。 耳が立っている・垂れている、しっぽがまっすぐ・クルンっとなっている、毛並みが長い・短いなど、大きさや特徴をCLで表現すると、すぐイメージできます。 ぜひ生活の中で、これはどういう風にCL表現したら良いかな?と考えてみてくださいね^^

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4月19日(木)初級コース

こんにちは。事務局の山家2号です! さて、今日の初級コース。 身近なインターネットやWindows・Excel・Wordについて、手話表現を工夫しました。 指文字で言葉を表したとしても、どういうものなのか分かりづらいので ろう者が見ても分かりやすい表現が大切になってきます。 例えばWi-Fiの表現はマークの見た目そのままで、丸の上に3本の丸い線を表します。 (Wi-Fiを表現する花井講師。握りこぶしで丸を表し、その上に立てた3本の指を横に動かして表現しています。) また「インターネット(Yahoo!やGoogle)の上のバーに、☆マークがあるよね。何だか知っているかな?」と花井講師が尋ねましたが、生徒さんたちは何だっけ?と首をかしげていました。 実は☆マークは、ブックマークの追加機能でした。 気に入ったHPを見つけたら、☆マークを押せば検索しなくてもいつでも見られるようになります。 普段使っていても、意外と見ていないものですね(笑) ExcelやWordはCL表現を使って、バーの上に計算機能や描画機能が並んでいる様子、文章を打つ時に出るカーソルなど、すぐイメージできるように分かりやすく表します。 次はろう者がよく使う表現で、なかなか手話本に載っていないものを学びました。 中指と薬指でデコピンしながら横に動かすイメージで表現し 『一発』という意味になります。 (「一発」。横にデコピンするイメージで動かした後、最後は手を全部開いています。) 花井講師が例として「試験に一発で受かった」「思い切って告白したら、一発で振られた・・」など どのような場面で使うのか表現し、 生徒さんたちは意味をつかんだ上で、別の場面を考えて表現しました。 「一発で駐車成功した」「ボクシングの試合が、一発で終わってしまった」など色々出てきましたが 説明しようとして長くなってしまう部分もあったので、花井講師が短く分かりやすい手話表現に修正していきました。 慣れてきたら、生活の場面でこの表現を使ってみてくださいね^^ 「初めてこの料理作ったけど、一発で成功した!」なんていいですね(笑)

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