8月18日(土)ステップアップコース

こんにちは。事務局の山家2号です! さて、今日のステップアップコース。 テーマを自由に決め、1分で発表するというレベルの高い内容です。 生徒さんには考える時間が与えられ、一生懸命考えました。 しかしテーマが自由だと、どれを選んでどのようにまとめたら良いのか・・。 難しくなかなか決まりません。   「気になる単語を1つ選んで、自然な日本手話の表現を考えてみて。これだけで1分で発表できるよ」と花井講師が助言します。 例えば、花井講師が挙げたのは「受ける」。手話本には、両手で受け止めるイメージの手話が載っています。 しかし「受験」は「受ける+試験」の手話表現で良いのでしょうか? 自分で申し込むものなので、両手で受け止めるイメージは合いません。「試験+申し込む」の方が分かりやすく、しっくりきます。 また、お笑いの「ウケる」「ウケた?」を「受ける」の手話表現で表しても、そもそも意味が違うので かえって分かりづらくなりますね。「すごく笑った」というイメージの方が、自然です。 生徒さんたちも思いついたようで、 「大丈夫」「すみません」「付き合い」など挙がりました。 例えば「すみません」は日本人がよく使う意味の広い言葉ですが、手話表現では謝罪に入ります。 ろう者が聴者にお土産をあげた時に、聴者がありがとうの意味で「すみません」と手話表現すると ろう者は「えっ?」となります。 お土産あげただけなのに、なぜ謝られるの?となってしまいます。 「ありがとう」と手話表現した方が、気持ちが伝わるのです。 このように、日本語と手話は別のものと認識せずに表現してしまうと、ズレが起こってしまう可能性があります。 英語も同じで、その国だけのネイティブ表現があり、それを知らずに本で学んだ英語で話したら通じないということもあったりしますね。手話も同じなのです。 (生徒さんたちにヒントとして、ある単語を挙げて説明する花井講師。) 何気なく使っている手話が、本当に自然でイメージと合っているかどうか? 見てすぐイメージができる、分かりやすい日本手話かどうか?意識してみると良いかもしれませんね。 生徒さんたちも花井講師のヒントを元に一生懸命考えて、 「こういうことだよね?」「これはどうかな・・」と意見を言い合ったりしたのですが 気付いたら、あっという間に時間が過ぎていて まとめて1分で発表、というところまではいきませんでした(笑) テーマやまとめ方のヒントは得ることができたかと思うので、 ぜひ次に活かしていきましょう^^

7月21日(土)ステップアップコース

こんにちは。事務局の山家2号です! 猛暑が続きますね・・。体調を崩しやすい季節ですので、水分補給をしっかりして乗り切りましょう^^ さて、今日のステップアップコース。 表情・ロールシフト・CL表現を全て使って、短く流れを作ることを学びました。 「短く」と言っても、ただ短くすればいいというわけではありません。 大事な部分を省いてしまうと、逆に「何の話?」と分かりづらくなってしまいます。 難しいですが、単純明快・分かりやすく表現するためには必要なことです。 それだけではなく、動画撮影して手話表現を確認します! みるみる緊張してしまう生徒さんたち(笑) しかし自分の手話表現がどう見えるのか確認することで、より良い表現に修正することができます! ・相手から見て、分かりやすいかどうか?(通じるかどうかにもかかわる、大切なことです!) ・身体が揺れたり、軸がぶれていないか?(揺れが大きいと、見る側は疲れてしまいます。) ・表情ははっきりしているかどうか?(表情が足りないと、何を言いたいのか分かりません)   テーマは自由ですが、逆に自分で考えないといけないので難しいですね(笑) 考え込んでしまう生徒さんたちに、花井講師がヒントを出します。 「電車」「鍵」「ろう者の生活で不便なこと」など・・。 例えば「電車」。 電車に乗って、人ごみの中で立っている子ども。背の高い大人を見上げている。 子どもが背伸びしても窓の外が見えない・・・。この様子を、表情・ロールシフト・CLを使って表現することができます。 やっとテーマが決まり、生徒さんたちも「難聴者のサークル」や「キャンプ」など 発表していき、その手話表現を花井講師が動画撮影し、TVモニターで一緒に確認しました。 生徒さん1人ずつ動画を観終わった後、 まず花井講師は「自分で観てみてどう思う?」と尋ねました。自分で考えて気付くことが大切なのですね。 生徒さんたちも、「手話表現があいまいになってる」「表情が足りなかった」と 気付いたことや修正すべきところを挙げていきました。 (両手で2つのものの比率を表しています。例えば色や男女の人数など、どちらが多いのか同じくらいなのか、目で見て分かります!) 花井講師も足りない部分を指摘し、どう修正したら良いか説明していきます。 テーマが「キャンプ」で川でボートに乗るCL表現があったのですが 「川の幅や流れの強さが分かりづらいよ」「ボートも川の流れの強さによって揺れ方が変わってくるよね」と 生徒さんが気付かなかった部分の指摘もありました。   自分の手話表現に足りない部分の修正を重ねることで、より良い手話表現になります。 花井講師の手話表現には、短くまとめるポイントは何か、表情や間の取り方などヒントがいっぱいあります。 どんどん真似て、自分のものにしていきましょう^^

7月17日(火)ステップアップコース

こんにちは。事務局の山家2号です! まだ7月だというのに、猛暑が続きますね・・。私も含め、生徒さん全員「暑い~」と言いながら教室に入ってきます(笑) 水分補給をしっかりしましょう! さて、今日のステップアップコース。 ステップアップコースは、NA花井盛彦手話教室で一番レベルが高いクラスです。 花井講師の一番自然な日本手話を体感できます。 まず自由な会話から始まりました。 テーマは生徒さんの趣味やスポーツ・ニュース・歴史など幅広く、次は何の話になるのか予想ができません。 読み取り力も鍛えられますね!   生徒さんたちは長年手話を学ばれているのですが、やはり講習会やサークルでの日本語対応手話を学んできていることが多く、日本手話が読み取れなかったり見落としたり、ズレが起こることもあります。 その生徒さんが分かっていない瞬間を、花井講師は見逃しません(笑) 「今の話分かった?」と確認しながら、ズレが起こりやすい表現を説明していきます。 (同じ手話表現でも、表情によって意味が変わります。手話だけでなく、表情もしっかり見ましょう!) 例えば、「鼻が高い」という手話表現も、表情でいい意味と良くない意味に使い分けることができます。 いい意味・・にこにこした表情で「自慢のお母さん」 良くない意味・・いばりくさった表情で「いばる(見下す)」 生徒さんたちは手話表現を見て、良くない意味に捉えていました。 表情を見落としてしまうと、ズレが起こってしまいます。 また日本語対応手話で多いのが、「ある」という手話表現。 手を前に置いて「~がある」と表現するのですが、日本手話では使いません。 「卓球台がある」と手話表現する時は、「卓球台/指さし」で表します。 あることを示す「指さし」を意識してみましょう。   最後にサッカーのワールドカップの話になった時に、国の手話が分からないということがありました。 そんな時は指文字ではなく、国旗をCL表現して伝えます。 例えば日本の国旗なら 空間に四角を描き、全部「白」、真ん中に丸を描いて「赤」と表します。 意外と多いのが、空間に四角を描いて旗の形を表す時に、「ちゃんと四角になってない!!」 長方形や正方形になってしまったり、意外と自分では気付かなかったりするのですね。 「自分の表現の動画撮影すると、相手にどう見えているのか分かるよ」と花井講師。 四角を描くのはすごく簡単そうですが、意識しないとブレブレになってしまいます。 相手に間違って伝わってしまう可能性もありますね。 これからも少しずつ自分の表現を見直して、修正していきましょう!

6月9日(土)ステップアップコース

こんにちは。事務局の山家2号です! さて、今日のステップアップコース。 まず自由に会話をしました。花井講師は、みなさんの手話表現を見ています。 すると、手話表現に困った生徒さんが 「グラタン、どう表現したら良いのかしら・・指文字で表していいかしら?」 もちろんNGです!(笑) 指文字がダメというわけではありません。 しかし指文字は日本語なので、何なのか分かりづらいこともあります。 指文字に頼らずイメージで表す方が分かりやすく、すぐ通じる上に表現力も磨かれます。 さらにテーマがコンビニ食の話になった時、 他の生徒さんが添加物が多いイメージを「毒」と表現したのですが、話のズレがおきやすくなります。 例えば「毒物の混入?」など、意味を間違って捉えられてしまうかもしれません。 「薬が多いと表現する方が、分かりやすいよ」と花井講師。   次は、ろう者特有のNMS(手を使わずに表情・眉・口・頭の動き・目線などを使った表現方法)を使って 流れを考えて表現しました。 例えば、「彼はどうしたの?」という内容を普通に表現しようとすると 「彼/指さし/何?」となるのですが、NMSを使って「どうしたの?」という表情を合わせることで 「彼/指さし/表情」だけで「何?」という手話を省いても意味が通じます。 そうすることで、手話表現が短く単純明快になるのですね。 (左手で人を表し、右手で左手を指さし「彼はどうしたの?」とNMSで尋ねる花井講師。表情に注目です!) 「趣味は何?」も、「何?」という手話を使わずに「趣味」の手話と同時に眉毛を上げます。 表情・眉毛や口の動きだけで、意味が通じるとはすごいですね! ぜひマスターしていきましょう^^   次は生徒さんが蛍を見たという話になったのですが、 記憶があいまいのようで、「蛍のCL表現がコロコロ変わってるよ!」と花井講師のツッコミが・・(笑) 記憶があやふやな時は、「こういう形だったかな?」と少し首をかしげて分からないという表情が大事です。 ついつい手話表現だけに意識がいきがちですが、 1つ1つの表情も意識していきましょう^^

5月8日(火)ステップアップコース

こんにちは。事務局の山家2号です! さて、今日のステップアップコース。 ゴールデンウィーク休み明けで、ちょいちょい手話を忘れてしまうこともありますね(笑) 久しぶりの授業なので、まず自由に会話をしました。 もちろんただのおしゃべりではなく、手話表現と読み取りの確認です。   会話の中で、表現が似ていて間違いやすい手話がありました。 それが「苦手」と「詳しくない(分からない)」です。 「苦手」はパーにした手の全ての指を、口形「パ」と同時に鼻に当てます。 表情は、これ苦手!というイメージです(笑) 「詳しくない」はパーにした手の中指のみを、鼻に当てて左右に2回動かします。 表情は、「分からない」「?」のイメージです。 (左:「苦手」 右:「詳しくない(分からない)」) この2つの手話表現を間違えないように、はっきり表現して使い分けましょう^^ 次は回転寿司の話になり、好きなネタの話になったのですが 食べられるという意味で「大丈夫」と答えた生徒さんがいらっしゃいました。 しかし「大丈夫」は分かりづらいんだよと花井講師が説明します。   「大丈夫」と「好き」は同じではないし、 「美味しい?」と聞いて「大丈夫」なんて言われたら、嬉しくないよね?と。 また、「苦手な食べ物ある?」と聞かれて「ううん、何でも食べられる」と答えてしまうと・・・ 人によっては、「虫も食べられるの⁉」と思われてしまうかもしれません(汗) 日本でも、イナゴの佃煮などありますね。 質問されたら「大丈夫」「何でも」と答えをあいまいにするのではなく、今の気持ちで答えるようにしたり 会話のキャッチボール・コミュニケーションを意識していくと良いですね^^   次はあの・・・黒いゴ○○○の話です。 家の中に出てきて「ギャーッ!」スプレーをかけて退治した後、ティッシュでくるむとします。 「どんな表情でティッシュを何枚出すかで意味が変わってくるから、表現が大事だよ」と花井講師。 例えば、ティッシュ一枚で平気な人と、ティッシュ何十枚も取り出してやる人では違いますね。 それぞれのティッシュの厚さ、もちろん表情も違います。 「あ~出たか」と冷静な人と、「ひぃーっ!」と飛び上がっている人をイメージすると分かるのではないでしょうか(笑) このように意味が変わってくるので、1つ1つ手話表現を意識していきましょう。 最後は、工夫力です。 2020年オリンピックまであと2年。海外の人と会う機会も増えるかもしれません。 「海外の人や手話を知らない聴者に、『旅行』を伝えるにはどうしたら良いかな?」と花井講師が尋ねました。 飛行機?食べ物?観光?生徒さんたちも一生懸命考えるのですが、 ついつい手話で表してしまい「海外の人は日本の手話知らないよ」と花井講師からツッコミが・・(笑) 手話以外の表現で、例えば身振りや動きなど工夫することが大切になってきます。 花井講師が表した一番短く分かりやすい表現は、「パンフレット」でした。 待ち合わせしている時に旅行パンフレットを取り出し、来た友達に「ここ行こうよ」と話している様子を 手話ではなく、実際に経験しているように表現するとイメージがしやすくなります。   「英語できないから無理」「手話できないから無理」と決めつけたり、あきらめるのではなく 工夫力を身につけると、コミュニケーションの幅がグッと広がります。 これからもぜひ工夫力を磨いていきましょう^^

4月14日(土)ステップアップコース

こんにちは。事務局の山家2号です! さて、今日のステップアップコース。 自由に会話し、それぞれ気になる表現を見つけたら、みなさんで「もっと良い表現はないか?」と考えました。 生徒さんの1人が、最近旅行にいった話をしたのですが 「五重塔と桜が見事だったけれど、かなり混雑していて写真撮ったら、たくさんの人の頭が写ってしまった」という内容のもっと分かりやすい表現を考えました。 例えば、「五重塔」は「城」の表現? 5つ屋根を縦に並べて表現したら、ツリーみたいに見えない?とみなさんで話し合いました。 「ろう者が見て分かるかどうか?これが大切だよ」と花井講師。 いくら自分が理解できても、ろう者が理解できるとは限らないので注意です。 「五重塔」は寺のイメージだよね?先に「寺」と表現してから5つの屋根を表現すれば、ろう者も分かるよと花井講師が説明すると、みなさん「なるほど~!」と頷いていました。 次は、ろう者がよく使う手話表現です。 なかなか本に載っていないので、使う場面もあまり見かけません。 例えばこういう場面で使うよと説明し、みなさんに流れを考えてもらいました。 この手話表現は、実は「つまらない」の手話に似ているのです。 しかし、表情が違います!さらに表情によって、意味も変わってきます。 ① 思い切る強いイメージの表情 →「思い切って」 例:「飛行機が苦手だけど、思い切って乗った」 ② まぁいいか~の表情 →「仕方ない」 例:「この仕事、今日中に終わらせたかったけど終わらない。仕方ない、帰る」 ③ まぁいいか~の表情+口形「プ」 →「まぁいいか」 例:「あれ?注文した料理と違うけど・・まぁいいか、食べる」 (左:②まぁいいか~の表情「仕方ない」。右:①思い切る強いイメージの表情「思い切って」。それぞれ違いますね!) 話の流れと、表情をよく見てみましょう^^ ろう者がよく使う表現、ぜひ覚えてくださいね!

3月17日(土)ステップアップコース

こんにちは。事務局の山家2号です! さて、今日のステップアップコース。 (みなさん、短く分かりやすく伝える方法を一生懸命考えています。笑) ろう者とのコミュニケーションの中で大切な、短い手話表現と読み取りを磨きました。 無駄を省いた短い手話表現を読み取り、何を言いたいのかすぐ理解することが大切になってきます。 読み取り力だけでなく、イメージ・想像する力も必要です。 例えば、花井講師が「駅/サンドイッチをかじる」と表現したら それを「三軒茶屋駅近くにあるSUBWAY(サンドイッチ専門店)」と読み取れるようになるのがポイントです。 教室の最寄り駅が三軒茶屋駅で、SUBWAY店は1つしかありません。 短い手話表現の中にも、ヒントが詰まっています。もしかしてここかな?とイメージをふくらませてみましょう。 (左手で目印の場所を表し、右手で方向を表しています。これがCL表現です!) また、駅前のスタバの場所を分かりやすく伝えるには?と皆さんで考えました。 CLを使って、「SUBWAY店の後ろ」と表現するだけですぐ分かります。 「駅から歩いて、この道をまっすぐ行って、スーパーが見えるから、その前を曲がって・・」なんて細かく説明しようとすると、 とても長くなってしまい、ますます分からなくなってしまいます・・。 CLを使って、目で見て分かりやすい表現をすることで、一発で分かるようになります^^ この後は、生徒さん1人1人が「行ったことのある場所」を短く表現し、伝わるかどうか確認しました。 例えば、三軒茶屋駅の出口は広い道につながっているところと、すぐ階段になっているところがあります。 「改札口出る/広い道」で想像できますね。 短い手話表現で伝えるには、不要な表現は省き、要所を押さえることが大切です。 逆に大切なところを省いてしまうと、分からなくなってしまいます・・。 「短ければいい」というわけではないので なかなか難しいですが、繰り返しコツをつかんでいきましょう。 街を歩いている時に、この店の場所を分かりやすく伝えるには どうしたら良いかな?と考えてみてくださいね^^

3月6日(火)ステップアップコース

こんにちは。事務局の山家2号です! さて、今日のステップアップコース。 珍しく人数が少なめでしたが、じっくり手話表現を磨きました! 自由にテーマを決め、15秒スピーチをするイメージで、自然な日本手話のみで表現します。 位置やCLやロールシフトなど意識して活用することで、分かりやすい内容になります。 そのために練習する時間を作り、生徒さんたちはより良い表現を探して練習します。 ポイントは、見ているだけでスッと頭に入ってくるような、映像のようなイメージです。 「何を言いたいんだろう?と一生懸命読み取る」必要がないくらい、分かりやすいのが理想ですが、短く話をまとめるのが難しい・・。 生徒さんたちはウンウン悩んで一生懸命手話表現を考えていました。 頭でじっと考えるよりも手を動かした方が、これで良いのか?と確認もでき、他のより良い表現を思いつきやすくなります。 (右手で飛行機、左手で飛行機のスピードを表し、自由自在に飛ぶ飛行機を表現する花井講師。雲の間を抜ける様子まで表現し、まるで映像を見ているようです!) 自分でテーマを決めて、手話表現を考える時のポイントを花井講師が補足説明しました。 ・やりやすいテーマを選ぶ ・手話表現を見直す ・手話表現の強弱をつける ・工夫が大事 ・同じ表現をただ繰り返すより、違う表現も考えてみる 例えばスピードや臨場感がある表現が難しい「車」をテーマにするよりも、「風景」をテーマにした方が表現がしやすいということもあります。 それを考えるのも難しかったりするのですが(笑) 次はテーマを決めて練習したものを、1人ずつ表現しました。 1人の表現が終わる度に、読み取っていた他の生徒さんに「今の内容の意味をつかんで、表現してみて」と花井講師。 そうすると、意味が通じているのか、あいまいな表現のためにズレが起こっているのかが分かります。 例えば「お店がいくつかあって、それぞれ行列ができている」と表現したところが、表現があいまいだったために他の生徒さんは「1つのお店に行列ができている」と読み取っていました。 分かりやすく伝えるためには、最初にお店が並んでいる様子を表現する必要があります。 さらに行列も1つではなく、それぞれ行列ができているのが分かるように表現します。 こうして意味が通じているのか、理解しているかどうかを確認して、あいまいな表現を分かりやすい表現に修正していきます。 なぜ通じなかったのかな?この表現のどこが良くなかったのかな?と考え、自分の手話表現を見直して修正していくことが大切ですね。 修正し、より良い表現が身につくと、手話表現の幅も広がっていきます^^ 難しいかもしれませんが、1つ1つ手話表現を考えることを意識してみましょう。 みなさん、本当にお疲れさまでした!

2月16日(金)ステップアップコース

こんにちは。事務局の山家2号です! さて、今日のステップアップコース。 何と偶然にも、振替で生徒さんの中に現役の手話通訳士、手話登録通訳者、手話通訳士試験を受ける予定の方が揃っていました! そこで今日は、ろう者にも分かりやすい手話表現を磨くことに集中しました。 自分で自由にテーマを決めて短く流れを作り、1人1人発表していきます。 手話だけでなくCL・ロールシフトなども駆使して表現することで、短くまとめることができるのですが 日本語対応手話のように単語を並べてしまうと、だらだらと長くなってしまうことも・・。 生徒さんたちが「オリンピック」「道で出会った人」「電車で助けてくれた人」など、それぞれをテーマに手話表現し、花井講師が改善点や適切な表現を指導していきます。 (生徒さんの発表を見守る花井講師。) 例えば「ノルディック複合」についてスキージャンプやクロスカントリースキー、競技や表彰式の様子など表現したのですが、「表情と表現があいまいで臨場感が伝わってこないよ。また長々と表現するのではなく、表情だけで短くできるよ」と花井講師。 オリンピックで激しいメダル争いが繰り広げられる舞台。当然それを伝える表情はとても大切です。 「あの人が金メダル、この人が銀メダルだった。金メダル取れなくて悔しい」と説明すると長くなってしまうので、表彰台に上がる様子と「喜びを爆発させる表情(金メダル)」と「嬉しさと悔しさの混ざった複雑な表情(銀メダル)」、これだけで伝えられるのですね。 (クロスカントリースキーで前を追う選手をCL表現する花井講師。闘志あふれる表情も大切です!) 他に、「電車で気分が悪くなり、倒れそうになった時に腕をつかんで助けてくれた」という内容の表現ですが、 手話と身振りだけだと分かりづらいので、CLを使って自分と助けてくれた人の位置を分かりやすく表現します。 また「倒れそうになった自分が恥ずかしく、周りの人が見ていないか気になったが、スマホや本などに夢中でこちらに気付かずホッとした」 この内容を全て説明しようとしないで、「(気にする表情で)周りを見る/スマホや本に夢中/ホッ」だけでOKだよ、と花井講師。 短く明快な表現に、生徒さんたちも「なるほど!」と頷いていました。 「映像のイメージでアップや離れて見た様子など考えて、1つ1つ表現することが大切だよ」と花井講師は続けます。 分かりやすく説明しようとすればするほど、長くなってしまう・・ 短くても肝心の表現が抜けていたら、全部分からなくなってしまう・・ こればかりは、コツをつかんで繰り返し練習し身につけるほかありません。 これからもイメージ力や考える力・表現力を磨き、短く分かりやすい表現を身につけていきたいものですね。 みなさん、本当にお疲れさまでした!

1月16日(火)ステップアップコース

こんにちは。事務局の山家2号です! さて、今日のステップアップコース。 お正月や近況について、自由に会話しました。 ステップアップコースは、手話歴が長かったり、ある程度手話で会話できる生徒さんが多いのですが よりレベルアップを目指し、手話表現を磨く場でもあります。 **************************************************************************************************** 会話や発表など様々な場で、自分が伝えたい表現が分かりづらくあいまいだったりして、相手に伝わらない・ズレが起こってしまうということもあり得ますね。 例えば、生徒さんが浴室で転んでしまったという話をしたのですが、状況の説明や位置表現があいまいになってしまうと、どうしてそうなったの??と分からなくなってしまいます。 花井講師が、CLを使って浴室内の様子を表現し、シャワーの場所はここ、壁がここでぶつかって・・「こういうこと?」と確認していきました。 (左手で壁、右手でシャワーを表し、CL表現で位置を確認する花井講師。) CLは状況が分かりやすいので便利ですね! 次は、生活の中で「改善されるといいな」「便利になったなぁ」ということをテーマに話し合いました。 例えば、納豆のたれ。開けづらくてこぼれてしまっていたけど、最近は開けやすくなったねと花井講師。 そういえば、他のソースや粉の小袋も開けやすくなっていますね! 納豆のケースも、丸や四角など様々です。形や蓋を開ける様子をCL表現すると、一目で分かります! 他にも色々と挙がりました。 ・スーツが家で洗えるようになった(クリーニング不要!) ・老眼と近眼、ボタン一つで切替できるメガネが販売されたらしい(もちろん高いです笑) ・洗濯物を畳むのが大変なので、自動的に畳んでくれる機械のようなものがあったら・・。 生徒さん同士で質問や意見交換をして、盛り上がったのですが ついつい手話表現を間違えてしまうことも。 そんな時も、花井講師は見落とすことなくフォローし「今の違うよね?どうかな?」と問いかけると、生徒さんたちも「あっ!こうじゃない?似てるから間違えるね」と気付きます^^ 間違ったままにならないように、正しい手話表現を覚えることも大切なのですね。 このテーマは近代的なものが多く、実物を見たことがない方もいます。 だからこそ、分かりやすい表現が大事になってくるのですが、自分が説明したいことの表現が難しく・・。 伝えたいことは決まっているのに、表現が追い付かない・・適切な表現がなかなかできないこともあります>< そんな時も、花井講師は「大きさが分からないよ」「こういう風に見えてしまうよ」と足りない面のヒントを出してくれます。 「あっそうか!」と生徒さんが自分で気付き、より良い表現を探すことができるのですね。これがさらなる上達につながります^^ クラスには、初級コースから初めてチャレンジした生徒さんもいらっしゃいます。 よりレベルアップを目指して、一緒に頑張りましょう^^

10月14日(土)ステップアップコース

こんにちは。事務局の山家2号です! 10月から第3期が始まって2週間ですが、体験の方がたくさんいらしてくださっています^^ 出会いもたくさんあり、嬉しい限りです! さて、今日のステップアップコース。 ステップアップコースは、各コースの中で一番レベルが高いコースです。 よりレベルアップしたい方、長く手話を学習してきたのになかなか上達しないと悩まれている方に適しています。 さらに!花井講師の自然な手話表現はスピードがあるのですが、ろう者はそれが普通なので、読み取る力もついてきます。 他の手話講習会や手話サークルで学ぶのは、ほとんどが声つきの日本語対応手話のみです。 ここではろう者の自然な日本手話を学ぶので、この違いにびっくりされる方も多いですが、日本手話の豊かな表現に魅了される生徒さんも多いです^^ ************************************************************************************************************* 今日は、各地の有名なお土産やお菓子の話をしました。 そのお菓子を知らない人に伝えるには、色や食感などの特徴とCL法をフル活用します。 山梨県で有名なお土産、信玄餅をご存じでしょうか? 花井講師が「色は透明で赤い模様がついていて、結んであるのをほどくと、黄色い粉がかかっている。黒蜜をかけてつまようじで食べるよ」 と特徴をCL法も合わせて説明すると、生徒さんも「あ~分かった!!」「あれ美味しいよね」と盛り上がりました^^ (これがCL法。「このくらいの容器に入っていて・・」「黄色の粉がかかっていて」「黒蜜かけてぱくっと食べる」と説明していく花井講師。) 次は北海道で有名なお土産。 正方形で薄くて、色は肌色で、チョコが挟んであって甘い・・分かりましたか? そう、「白い恋人」です!横から見ると、角に少し丸みがあるのでCL法で表現するのがポイントです! (「このくらいの大きさで」「薄―い」薄さを伝える表情がポイントです!) 次はスーパーやコンビニで買えるお菓子を自由に表現してみました。 ちょっとした特徴を伝えるだけで、ろう者はすぐ分かるそうです。 (ガリガリ君のアイスの特徴を表現する花井講師。ガリガリと食べる様子とパッケージの男の子の口の大きさ、イガイガ頭ですぐ分かりますね!) お菓子をスーパーやコンビニで見かけたら、どういう風に表現したら伝わるかな?と考えてみてくださいね。 好きなお菓子の特徴を考えて、伝える工夫をするのも楽しいものですよ^^

8月22日(火)ステップアップコース

こんにちは。事務局の山家2号です! 雨が続いて肌寒いと思ったら、今度は猛暑です・・。夏風邪が流行っているようですのでお互い気を付けましょう! さて、今日のステップアップコース。 お盆休み明けで初めての授業だったので、生徒さん同士で自由に「夏休み(お盆休み)はどう過ごした?」など話をしてもらい、それを花井講師が見守ります。ただのおしゃべりではなく、手話表現の見直しです! 会話となると、身体が大きく動いていたり、表現が小さくあいまいになったり、ついつい手話表現の癖が出てしまいがちです。 「手話一つ一つの表現を考えてほしい」と花井講師。 会話していると、手話表現が適切でなかったり、崩れてしまうことも・・。分かりやすいかな?と意識して表現することが大事ですね。 会話の中で、先週土曜日に降ったゲリラ雷雨の話になりましたが、「ひょう」の表現が難しくあいまいだったため、「この表現だと、ろう者は見て分からないよ」と花井講師がアドバイスします。分かりやすい表現をみんなで考えました。 例えば人差し指と親指をくっつけたOKマークを、ゆっくりひらひらさせながら交互に下へ動かすと「雪」なのですが、このまま激しく動かして「ひょう」に見えるでしょうか? 吹雪や石にも見えるので、あいまいになってしまいます。 TVニュースでひょうが降る様子を観ているのですが、表現が難しいですね・・。 (車のサイドガラスを表現する花井講師。) 生徒さんの一人が、「駐車場に車を止めていたら、ひょうが降って車にたくさん凹みの痕がついてしまった」と話してくれたのですが、みんなうんうんと聞くだけでなく、「これはこんな感じ?」「車のどこについてしまったの?」など確認することが大事だよと花井講師。 認識のズレがないか確認するためにも、コミュニケーションは大事なのですね。 また声を出さなくとも、ついつい口を動かして表現してしまう方が多く、雨の手話表現をしながら「雨が降った」と口が動いてしまっています。 それは頭で日本語を考えてしまっている状態なので、日本語ではなくイメージを考えられるようになると良いですね! 表現する内容について、先に日本語の文が頭に浮かんでくるかもしれませんが、イメージに集中してどう表現するか考える方が、表現力は伸びます! 次に昔話「笠地蔵」を、CL法を使って表現することにチャレンジしました。 手話力・演技力を磨くことにつながります。 流れを作って表現するため、みなさん一生懸命考えていたのですが、手は止まってしまっていました。 「手を動かすのが大事だよ」と花井講師。 頭の中で考えるだけでなく、手を動かすことで気付いたり、より良い表現を見つけることができます。 普段は声で生活しているみなさんも、手を動かすことを意識してみてくださいね^^

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