2月9日(金)入門コース

スタッフ

こんにちは。事務局の山家2号です!

さて、今日の入門コース。

花井講師がHANAIプロダクションで制作した「スペシャルトーク」の映像を字幕付きで生徒さんたちに見てもらい、手話について説明していきます。

「スペシャルトーク」は、アメリカの手話通訳士ジェイドさんが来日し、お互いの国の手話をよく知らない状況でCLなどを活用し、工夫をしながら意味をつかんで通じ合っていく様子が見られます^^

字幕の有無の設定もできるので、ぜひHANAIプロダクションのHPを見てみてくださいね!

まだ授業が始まって4回目なので、生徒さんたちは初めて見る「スペシャルトーク」に興味津々です。
日本の手話とアメリカの手話は違うんだ!と驚いていました。

例えば、「環境」。「環境」の手話は「人を取り巻く環境」と「地球を取り巻く環境」の2つがあります。
「人に関する環境」→食事や生活はアメリカの方が合っているなど
「地球に関する環境」→ポイ捨てや環境汚染が重なり、地球温暖化が進むなど

ジェイドさんは日本の手話を知らないので、私たちが「環境」と手話表現しても分かりません。
花井講師は工夫して、「例えば・・」とCLや身振り・ロールシフトなどを使って説明すると意味をつかんだようですが、アメリカでの手話で表現するには難しかったりと文化の違いもあって新発見がいっぱいでした!

 

言葉も国も文化も違うので、当然ズレは起きます。
でもすぐズレに気付いて、工夫することで通じ合うことができます。

日本語と英語が違うように、また手話も日本語と違います。
「ジェイドさんと私たち」は、また「手話を知らない人たちと私たち」でもあるのですね。

次は、桃太郎の話の手話表現を磨いていきました。

「昔むかし、山奥の家におじいさんとおばあさんが幸せに暮らしていました」
これにこのまま手話を当てはめて、日本語対応手話で表すとただの文になってしまいます。

これを日本手話で表現すると、山々が連なっている様子、山奥の小さな家がだんだん近づいてきて、幸せそうなおじいさんとおばあさんの顔が見えてくる・・・情景が浮かんでくるのですね。

そのためには、表情と表現がとても大切になってします。

例えば「昔むかし」の表現。
無表情で表現が早いと、昔ではないように見えてしまいます。
単に大きく長く表現すれば良いのではなく、見えないくらい遥か遠くをイメージした表情で、ゆっくり間を置いて表現することで、無駄のない小さな動きだけで「昔むかし」を伝えることが出来るのですね。

(「(山奥深く)向こう」を表現する花井講師。遠さを伝える表情で動きは小さくても「すごく遠い」と分かりますね!)

次は、「おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯しに行きました」
流れる川を表現してから、川へ下りていくおばあさんを表現するのですが、「もし川とおばあさんの位置が同じだったら、おばあさんは川に流されてしまうよ(笑)」と花井講師。

位置や距離感も考えながら表現することが、ポイントになってきます。

(左手で地平線、右手で太陽を表し、「明け方(早朝)」を表しています。右手を上にあげると朝日(日の出)、下げると夕日(日の入り)になります!)

手話を知らない生徒さんたちも、「桃太郎」の話は知っているので、表現を練習するうちに「あ~!この場面はこうやるんだ!」と気付いて、楽しそうに手を動かしてらっしゃいました^^

普段、声だけで話す時は表情までは意識していないかもしれません。
ぜひ風景を思い浮かべて、どんな表情が良いのか考えてみてくださいね!

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