12月9日(土)入門コース

スタッフ

こんにちは。事務局の山家2号です!
早いもので、土曜日クラスは10月~12月期最後の授業となりました。

さて、今日の入門コース。

先週に引き続き、今度は食べ物のCL表現を磨きました!
TVモニターに、さまざまな食べ物の盛り合わせが映し出されています。どのようにCL表現したらよいのでしょうか?
見たままの特徴をつかむことが、大事なポイントになってきます。

・ウインナー → 形と光沢を表現
・唐揚げ → 衣の形を表現
・卵焼き → 両手で丸みのある長方形を表現
・ミニトマト → 丸い形とヘタを表現
・団子 → 丸いものが串にささっている様子
・焼き鳥 → 団子と似ているので、形と照りを表現

(左:「団子」左手で串、右手で団子を表し3つ動かします。 右:「焼き鳥」焼き鳥を表現した後、右手を小さく開閉させて照りを表しています。)

これらの手話表現はあるのですが、全て手話本に載っているわけではありません。
また手話本に載っている手話だけ覚えるのではなく、CL表現も覚えることが大事です。

(生徒さん1人ずつTVモニターの横に立ち、他の生徒さんが表現したものを読み取り、指さして答えています。
次は逆で、生徒さんが指さしたものを他の生徒さんが表現しました!)

手話の中には指文字を使った表現(指文字「と」で円を描いて「トマト」の手話)もありますが、
花井講師は「手話」と「指文字」は別という考えです。
指文字は、映像ではなく日本語なので、これだけでは分かりづらいのですね。

とはいえ、ろう者によってまちまちなので『対応力』も大事になってきます。

これには生徒さんたちも「なるほど!」と頷いていました。

次は、誕生日ケーキのCL表現です。

生徒さん1人選んで前で表現してもらい、他の生徒さんたちがたくさんのイラストの中から答えを選びます。
先週の授業でやった犬と違って、誕生日ケーキは「イチゴがのった白いケーキにろうそくが立っている」のが定番のものも多く、似たものがいっぱい・・・(笑)

表現する側は、ケーキのより細かい特徴や、背景や、どの視点からのイラストかなどを分かりやすく伝える必要があります。
読み取る側は、読み取って終わりではなく、より特徴をとらえるため質問することが大事です!

(生徒さんが工夫して表現し、他の生徒さんも一生懸命読み取っています。)

たとえば、「ろうそくの色は?」「ろうそくの高さは?」「ケーキの大きさと厚さは?」「イチゴとろうそくの位置は?」と表現する側とコミュニケーションをとっていきます。

生徒さんたちの中には、一生懸命考えてこのように質問される方もいらっしゃいました。

① 「バースデープレートの文字はひらがな?」
→ これはNGです。文字を気にするのではなく、絵をイメージすることが大事なのです。

② 「分かった!この部分イチゴでしょ?(イチゴの手話表現)」
→この生徒さんはたまたまイチゴの手話をご存じだったのですが、表現する側の生徒さんは知らないため「???」でした。
その生徒さんは手話を知らないので、食べてヘタを出す動きをしてイチゴを表現していました。
流れを見て同じように食べてヘタを出す動きをして、分かりやすく質問する必要があります。

お互いに上手くコミュニケーションが出来れば、ズレも起こりにくく通じ合うことが出来ます^^

次はみかんのCL表現ですが、これも似たようなものがたくさんあります。
「かごに入ってる」だけでは分からないのですね。

かごの特徴や、かごに入っている数のみかんを表現することが必要です。この時数字は表さず、片手でポンポン動かして入っている分のみかんをそのまま表現します。

(左手でみかんを表し、右手を小さく開閉させ光沢を表現する花井講師。)

3ヶ月前は、手話を全く知らなかった生徒さんたちですが、今ではすっかりどのように表現したらよいか、手話が分からなくても工夫する力がついてきています!
CL表現を身につけることができれば、知らない手話があっても通じ合うことができます。

このような表現は日本だけだそうです。ろう者だけでなく、海外の人とも通じる便利なものなので、ぜひ磨いていきましょう^^

3ヶ月間、本当にお疲れさまでした!

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