7月13日(金)通訳コース

こんにちは。事務局の山家2号です! さて、今日の通訳コース。 体験の方がいらしてくださったのですが、 講習会や他の場所とは全く違う、ここしか学べない授業内容に驚かれていました。 講習会では「日本語対応手話」を学び、「口話をつけるように」と指導している所が多く 自然な「日本手話」は文法も違うので、ろう者は日本語対応手話だと読み取るのに疲れてしまうことが多いのです。 日本手話を知らず、実際に会ったろう者と手話が通じない・・という問題もあります。 このような事情を、花井講師が実体験をふまえて説明していきます。   次は、あまり知られていないことが多い、ろう者特有のNMS(手を使わずに表情・眉・口・頭の動き・目線などを使った表現方法)を学びました。 例えば、 「あなたの家はどこ?」 「あなたの趣味は何?」 (NMSを使って「あなたの家はどこ?」と尋ねる花井講師。眉を上げ、小刻みに首を動かしています。) 質問する時に「どこ?」「何?」という手話を表現するのですが NMSを使うことで、「あなた/家/疑問の表情」「あなた/趣味/疑問の表情」と手話表現が短く単純明快になります。 これは講習会や他の場所では学べないため、実はろう者と会話している時に見落としている可能性もあります。 ぜひ覚えていきましょう。 よく表現されることが多い「使う」手話。 「スマホを使う」「言葉を使う」「頭を使う」・・と多岐にわたります。 それぞれ内容も違うものに同じ手話を当てはめても、実は分かりづらかったりするのです。 「スマホを使う」→スマホを操作している様子を表現 「言葉を使う」→言葉を選ぶ表現 「頭を使う」→「考える表現」 内容に合った手話表現の方が適切で、すぐ分かります。   ろう者も情報が少なく、ちゃんと手話を学べるところが少ないがために 間違った手話表現を多用してしまったり、手話指導の技術が足りないこともある。聴者だけでなく、ろう者も勉強することが必要だと花井講師。 口話主義で育ち、学校の先生のあいまいな手話を見て覚えたために、何も知らず自分の手話も下手なままになってしまい、会話のズレも数多く起こる・・ということが多いのだそうです(>_<) 最後は、花井講師が製作した未公開の手話動画を観てもらい、読み取りだけでなく動画と同じ手話表現してもらいます。 動画の中の花井講師の自然な日本手話は、ゆっくりな方ですが皆さん「速い!」とびっくり。 とにかく回数を重ねて、慣れていくしかありません。 内容を忘れてしまったり表現が抜けていたり、動画にない手話を足してしまっていたり・・と悪戦苦闘されていました。 通訳は、ろう者の話の内容を全て把握し、確実に通訳する必要があります。 手話表現が分からないがために、大切な部分を省いて分かる部分だけ通訳してしまうという問題が多いと花井講師。 皆さんは初めて知ることも多かったようですね。   ここしか学べない内容が盛りだくさんの通訳クラス。 ぜひ通訳にとって大切なことを学んでいただき、通訳の現場に活かしていってくださいね。

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7月11日(水)初級コース

こんにちは。事務局の山家2号です! 人気の水曜日初級クラス。なんとイギリス出身の男性が来てくださいました! これまでも入門クラスに外国の方がいらっしゃいましたが、手話経験がおありとのことで初級クラスは初めてです^^ さて、今日の初級コース。 体験の方も含めて、まず会話をしました。 自由に1人選んで、質問して会話のやりとりをしていきます。 「好きな果物は何?」「暑いのは好き?」など、色々な会話が出ましたが 「寒いのは好き?」 「苦手です」 「私は好き!」 「へえ~!」 「・・・」 「・・・」 と、やりとりが短く終わってしまうことも・・。 「例えば寒いのが好きなら、冬は鍋が美味しいよね、とかもう少し考えて会話しよう」と花井講師。 なぜ好きなのかもう少し掘り下げて聞いてみると、発見もたくさんありますね! 手話の表現についても間違っていたりあいまいなために、意味が分からなくなってしまうということがありました。 花井講師が1つ1つ、正しく分かりやすい表現に修正していきます。 例えば、両手の人差し指を立てて向かい合わせると、「会う」という意味になり 一見簡単な表現に思えますが、その時に両手の人差し指の腹をくっつけてしまうと・・・! 「チューしてるの?」となってしまうので注意です!(笑) 人差し指の腹は、顔を表しているのです。 簡単そうな表現ほど、気を付けたいものですね。 次は、CL表現を磨きます。 TVモニターに山手線の路線図を映し、「○○駅から2つ目の駅は?」とCL表現で位置を表す方法と、読み取りを学びました。 自分が表現する時は、自分から見たままを表現し 相手の表現は逆に読み取る必要があるので、最初は混乱しますが慣れていきましょう!   次は、美味しそうなステーキのイラストが映し出されました。 同じように見えて1つ1つ違うので、特徴をとらえて表現する必要があります。 「お皿にのっていて右側にこういう形のポテトがある」「見た目が本物並みで、コーンがあふれるほどのっている」などです。 花井講師のCL表現は的確で、生徒さんたちもすぐ理解できました!   体験にいらしてくださった方の中には、講習会に通っている方もいらっしゃいました。 講習会では「指文字」を学ぶことが多いのですが、ここでは使いません。 その理由を花井講師が説明していきます。 ダメというのではなく、できるだけ指文字に頼らずに表現を考える、イメージ力を高めるためです。 また指文字で表現されても、長くなったり意味が分からないということもあります。 ぜひ指文字(=日本語)に頼らずに、 どうしたら目で見てすぐ分かるかな?と表現を考えてみてくださいね^^

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7月~9月期スタート!!7月9日(月)入門コース

こんにちは。事務局の山家2号です! ついに7月~9月期がスタートしました。初めての体験でドキドキ、手話が久しぶりでドキドキの方もいらっしゃいました^^ さて、今日の入門コース。 全く手話が初めての方と、少し経験がある方、入門コース2回目の方と様々な方が集まってくださいました。 手話が初めての方には、手話を学ぶ上で大切な基本を覚えてもらいます。 「表情」 「工夫力」 「対応力」 「イメージ」 「想像力」 これは例えば、手話本やテキストの通りに進めたとしても、身につきません。 ろう者や手話を使う人が、本の通りの手話表現をするとは限らないのです。 ろう者である花井講師と直接やりとりすることで、生きた手話を学ぶことができます。 まずこの5つの手話を、1人1人表現してもらいました。 「手の形はこうだよ」「表情は、口を閉じてね」と花井講師が1つ1つ指導していきます。 入門コース2回目の生徒さんは、ちゃんと覚えていました! もちろん、もう1回同じものをゼロから‥というわけではありません。初めての方より先に学んでいるので、お手本になってもらいます(笑)   次は、TVモニターに野菜や果物、料理のイラストがいくつか描かれたものを映し 位置の表し方を学びました。 そして自由にイラストを選んでもらい、身振りや表情など工夫してその特徴を表してもらいました。 どうしたら相手に伝わるか?「工夫力」が大切になってきます。 例えば、「バナナ」なら「皮をむいて食べる様子」「バナナの形を表す(細長く弓なりの形)」 「バナナの皮を踏んですべる様子(笑)」など。 想像できるものなら何でも良いのですが、先に学んでいる生徒さんには「より短く!」すぐ分かるように工夫してもらい、手話が初めての方が分かるかどうか、確認してもらいます。 手話の先輩、ドキドキですね!(笑) 先に学んでいる方はより工夫力が鍛えられ、 手話が初めての方は「こういうふうに表現するんだ!」と発見になります。 最後は野菜や果物などのイラストの位置表現と、その手話を学びました。 「りんご」「じゃがいも」「玉ねぎ」「もも」「イチゴ」「なす」など・・。 みなさん、「へえ、こういう表現なんだ!」と楽しそうに手を動かしてらっしゃいました^^ 手話勉強をスタートされたみなさん、先に少し学ばれているみなさん。 お互いに楽しく、高め合っていけるといいですね!

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4月~6月期最終日!6月23日(土)入門コース

こんにちは。事務局の山家2号です!本日が4月~6月期の最終日でした。 さて、今日の入門コース。 (花井講師のナイスツッコミに大爆笑の生徒さんたち。) これまでに学んだ天気の表現の復習と、さらに表現の強弱を磨きました。 まず花井講師が、生徒さん1人1人に「晴れ」「曇り」「雨」「雷」「雪」「風」「竜巻」など天気を挙げて「好き?嫌い?」と尋ねました。 「好き」「嫌い」の表現にも、強弱をつけることで意味が変わります! 「ちょっと好き・嫌い」から「すごく好き・嫌い」まで幅広い表現があります。 生徒さんも「自分の好き・嫌い」の度合いを表現できるようになっていました^^ 「雨はまぁまぁ」「雪は好き」と生徒さんたちが答えていく中で、予想外の答えもあったりして 「竜巻まぁまぁなの!?」と花井講師がツッコむ一面もありました(笑) (左:右手で太陽の光を弱く表しています。 右:「晴れ」の手話を弱く表現しています。) 次は、「晴れ」と「太陽の光」の表現の強弱を学びました。 強い=手を大きく動かすのではなく、表情と表現で度合いを表します。 1人の生徒さんが「太陽の光」の強さを5段階に分けて表現し、もう1人の生徒さんがそれを読み取り その段階に合わせて「晴れ」の強さを表現していきます。 表現がうまくできないと、弱い太陽の光を表現したつもりが、相手には普通の晴れだと伝わってしまうこともありました。 花井講師が表現のコツを伝授すると、上手く伝わるようになっていました! 一番弱い表現は表情も薄く弱く、一番強い表現の表情は濃く強いイメージです。 (左:一番強い太陽の光。右手を動かしながら強烈な日差しを表しています。 右:一番強い「晴れ」の手話表現。表情にも注目です!) 太陽の位置によっても意味が変わるのですが、「太陽の光」を表す時は太陽を高く上げます。 太陽の位置が低いと「朝日」という意味になるので注意です。   最後は、これまで学んだスポーツの表現の復習です。 生徒さんたち1人1人に、スポーツを1つ挙げて表現をしてもらいました。 「野球」「サッカー」「ゴルフ」「バドミントン」・・・ 中には表現を間違えていたり、分からなかったり忘れてしまったこともありました。 そんな時は、生徒さん同士で工夫して確認し合います。 例えば、「バドミントン」が「テニス」なのかどちらか分からないということがありました。 生徒さんたちが「手首を動かすよね」「サーブはこうだよね」とイメージできるものを表現しながら、挙げていきました。 それが大きなヒントになります! 生徒さん全員がしっかり理解できたら、クリアです^^ 花井講師も、「テニスとバドミントンはサーブやボールの持ち方に特徴があるから、こうすると早く分かるよ」と助言していきます。 手話表現が分からなくても、関連するものやイメージできるものをどんどん挙げて工夫することで、相手に伝えることができるのですね^^ 4月から手話を始めたばかりのみなさんが、最後の授業には工夫して会話することができるようになっていました! 花井講師が大事に教えてきた「表情」「工夫力」「対応力」「イメージ」「想像力」 この5つを、ぜひこれからも覚えておいてくださいね。 これからがとても楽しみです^^ 3ヶ月間、本当にお疲れさまでした!

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6月20日(水)コミュニケーション応用コース

こんにちは。事務局の山家2号です! さて、今日のコミュニケーション応用コース。 「テーマは自由だよ。遊びで会話してみよう」と花井講師。 決まったテーマで、真面目に会話しなければいけないわけではありません。 遊び心があっても良いのですね^^ しかし「テーマを自由に」と言われても、すぐには思いつかなかったりしますね・・。 生徒さんたちも固まってしまいました(笑)   つい「無理無理、難しい」と弱音が出てしまうことも・・。 自信がないがために、それがいつの間にか癖になってしまうことがあります。 「『私には無理、難しい』ばかり言っていると、他の人も『私も無理かも・・』と思ったりして周囲にも広がってしまうんだよ。言葉は大切だよ」と花井講師。 「もっと自信をもっていいんだよ。プラス思考でいこう」と励まします。 手話が読み取れなかったり、良い手話表現が見つからなかったりと壁にぶつかってしまうこともあるかもしれません。 英語と同じように日本語とは違うので、知らない表現がたくさんあって当然なのですね。 あせらず、分からないことはどんどん質問しながら、少しずつ覚えていきましょう^^   「乗り越えてきた壁は何?」という話になり、生徒さんがある資格試験に挑んだことを話してくれました。 「何の資格試験?」と他の生徒さんが尋ねると、「恥ずかしいから・・内緒」と言いました。 そうすると、「今のはろう者にとって、失礼になるんだよ」と花井講師。 恥ずかしさがあったり軽い気持ちかもしれませんが、ろう者がコミュニケーションとろうとしている時に壁を作ることになってしまうのです。 もしあまり話したくない場合は、安易に話し出したりテーマにしない方が良いかもしれませんね。 資格試験に関する会話で「介護」の手話が出てきたのですが 手話本に載っている漢字の「介」を表現する手話を覚える人が多く、イメージが分かりづらかったりします。 「高齢者の世話」というように手話表現すると、分かりやすいですね。 こうして手話表現を修正していきながら、会話を進めていきました。 「人も考え方もコミュニケーションも様々だね。視野を広げることが大切だよ」と花井講師。 こうして、より深いコミュニケーションができるのですね。 最後は、花井講師が経験したことを自然な日本手話で話し 生徒さんたちも時々質問しながら、目で聞き入っていました。 教室で手話表現を学ぶだけでなく、 直接花井講師から、ろう者の声が聴ける貴重な機会でもあります。 ぜひこれまでに学んだこと、初めて知ったこと、感じたことを大切にしてもらえると嬉しいです^^ 3ヶ月間、本当にお疲れさまでした!

6月18日(月)入門コース

こんにちは。事務局の山家2号です! ついに今週が、4月~6月期最後の授業となりました。 さて、今日の入門コース。 (生徒さんに「こういうこと?」と確認しながら進めていく花井講師。) 「小さい時の夢」をテーマに、生徒さん同士で会話をしました。 「あなたの小さい時の夢は何?」「花屋さん」で終わるのではなく 「どうして?花が好きなの?」というふうに掘り下げていきます。 とはいえ、手話を始めてまだ3ヶ月のみなさんです。 恥ずかしくて、なかなかお互いの顔を見られなかったり どのように表現したら良いのか一生懸命考えながら、ここまで来ています。 花井講師に励まされながら、頑張って会話を進めていました^^ ある生徒さんが小さな時の夢を「幼稚園の先生」と答えたくて 一生懸命考えて表現していたのですが、ピアノを弾く動きがPCのタイピングのように見えてしまったり 場所が舞台なのか、どこなのか分からないということがありました。 それだと「幼稚園の先生」なのか「ピアニスト」なのか分からなくなってしまいます。 そこで花井講師が、「子どもたちの方に顔を向けながら、優しくピアノを弾くイメージで表現すると良いよ」と助言します。 「プロのピアニストだと弾き方が違うね」 「幼稚園の先生はエプロンつけているよね」とイメージしやすくヒントを出していきました。 手話が分からない時は、このようにどうしたら相手が分かるか考えながら、関連するものやヒントをどんどん出していきましょう^^ 工夫力が鍛えられます! (行列に並んでいる人を表現する花井講師。まっすぐではなく曲線を描く、かなりすごい行列です。) 次は、人に関するCL表現を磨きました。 「舞台の観客」 「満員電車に乗っている人たち」 「ケーキ屋さんの行列に並んでいる人」 この3つの共通点は人が多いということですが、表現はそれぞれ違います。 舞台の観客は、両手を広げて前に動かして表現します。 満員電車は両手の指を曲げ、指の関節を合わせてぎゅうぎゅうに混んでいるイメージを表現します。 行列に並んでいる人は、両手を立てて片手を動かして1列に並んでいる様子を表現します。 (満員電車に乗っている人たちの表現。ほおを膨らまし両手の指を押し合い、ぎゅうぎゅう詰めの様子を表しています。) 「人/いっぱい」と手話表現しても、イメージが分かりづらいのですね。ぜひCL表現を活用しましょう^^ 次は舞台の観客のCL表現を、強弱をつけて5段階に分け、表現していきます。 1は一番弱い表現で、観客が少なく、ポツン、ポツン・・というイメージです。 3は標準の表現で、普通に観客がいる様子です。 5は一番強い表現で、表情と表現に力を込めて「ものすごく観客が多い!」というイメージです。 生徒さん同士で、ランダムに1から5の数字を出していき、その数字に合わせた強さの表現をしました。 (左:「2」少し弱い表現。観客も少なめです。 右:「5」一番強い表現。2階席までブワーッと観客で埋まっている様子を表しています!) 強い表現といっても、手を大きく動かせばいいわけではありません。 「表情が大切だよ」と花井講師。 手を大きく動かさなくても、表情に強弱をつけることで表現し分けることができるのですね。   この3ヶ月間、初めて手話に触れていただき さまざまな表情・表現を習得してきたみなさん。表情が豊かになってきました! しかし1回やっただけだと忘れてしまいます。 ぜひ思い出しながら繰り返し復習して、身につけていきましょう^^ 3ヶ月間、本当にお疲れさまでした!

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6月14日(木)初級コース

こんにちは。事務局の山家2号です! さて、今日の初級コース。 生徒さんに誰か1人、他の生徒さんを選んで自由に会話してもらいました。 「メガネとコンタクトどっち?」「コンタクト」「家ではメガネかけているの?」とある程度会話が続いたところで、ストップがかかります。 「今の会話を見て、どうかな?一番の課題は何だろう?」と花井講師が尋ねます。 特に大きな間違いがあったわけではありません。普通に会話が進んでいました。 生徒さんたちは首をひねりました。 すると「表情と手話表現の強弱が足りないよ。眉毛の動き・頷きなども大切だよ」と花井講師。 ある程度手話経験があると、表情や表現が足りなくても内容が分かってしまうので、実は見落としがちです。 (両手の人差し指で、眉毛の動きを表す花井講師。) 次の生徒さんは「あなたの癖は何?私は考えている時につい腕を触ってしまうのが癖で・・」という会話でしたが 手話表現が「性格」になっていました。 それに気付かず、相手の生徒さんも話の流れから「癖」だと理解して会話が進んでしまいました。 実は「癖(身につく)」と「性格」の手話表現は似ているので、区別する必要があります。 相手の手話表現が少しでも違っていたら、「それってこういう表現じゃないかな?」とすぐ伝えましょう。 そうしないと、ずっと間違いに気付かないままです・・(汗) (開いた右手を握りながら、左手の甲に重ねて「癖(身につく)」と表現します。「性格」は、右手の人差し指で左手の甲を払った後、同じ表現をします。似ているので、注意です!) 癖に関する話になり、「今まで見た癖は何?」と花井講師が尋ねると 「考えごとしている時に眉毛を引っ張っている」 「貧乏ゆすり」 「頭かきかき」 と色々出てきました(笑) ちなみに花井講師は、学生時代の同級生が、かなり髪型を気にしてずーーっと髪をいじっていたそうです(笑) CL表現を駆使してその様子を再現する花井講師に、生徒さんたちも爆笑でした。 (鏡を見ながら、ずーーっと髪をいじっている様子を再現する花井講師。笑) 「『癖(身につく)』の手話は、意味も色々あるよ」と花井講師。 「電車に乗ったらすぐスマホいじるのが癖になっている(当たり前になっている)」 「ランニングが面倒だったけど、帰宅するついでに走るようにしたら、身体が覚えて当たり前になった」 「何度も練習して、身についた」 などです。様々なパターンを覚えましょう^^ 最後は、手話に関する話になると ある生徒さんが「今の手話勉強は楽しいけど、通訳目指した方がいいのかな・・って」 花井講師が「みんな、通訳士という資格を取ることだけが目的になってしまっている。基礎をしっかり積み重ねて、少しずつ段階を踏んでいくことが大切だよ」と忘れられてしまいがちなところを説明すると、 みなさん納得でした。 楽しく手話を学んで、これからも可能性がどんどん広がっていくといいですね^^

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6月13日(水)初級コース

こんにちは。事務局の山家2号です! さて、今日の初級コース。 「虫」をテーマに、会話をしました。 花井講師の実家の近くに山があり、トンボやクモなどの大きさが巨大だったそうです・・。 そこで、「虫で大変だった経験は何?」と花井講師が尋ねました。 すると 「友達とおしゃべりしていたら、口の中に虫が入ってきた!」 「寝ていて違和感を感じ、目を覚ましたら手にムカデが!!」 「家族で北海道のキャンプ場に行ったら、蛾がものすごいたくさんいた・・」 とぞ~っとするようなエピソードを話してくれました(笑) そこで花井講師が会話だけでなく、より良い表現に修正していきます。 例えば「口の中に虫が入ってきて、吐き出した」で「吐く」手話表現をすると 「気持ち悪くなってもどした」という意味に捉えられてしまいます。 人差し指で虫を表し、口から吐き出す表現をします。 「ムカデ」は両手を広げて指を動かしながら下に降ろして、たくさんの足を表現します。 (子どもが好きな「カブトムシ」の手話。ピースの指を曲げ、おでこから上にあげて表現します。) 「虫がいっぱいいた」は「虫/いっぱい」と表現するのではなく 両手の指を全て動かして、うじゃうじゃいる様子を表現します。リアルでぞ~っとします・・。 「また『虫がいっぱいいた』と言っても、止まっているものと動いているものでは 意味が違ってくるよ。その区別も大切だよ」と花井講師。 また少ない時は、両手の人差し指を立ててあちこちに動かしながら、数匹いる様子を表現します。 (左:両手の人差し指で、数匹の虫を表現しています。右:両手の指を動かし、うじゃうじゃいる様子を表現しています。表情にも注目です!) 日本語に縛られることなく、見てすぐイメージができるような豊かな表現です。 そこに虫がいそうで、ぞ~っとしますが(笑)   最後は、スマホの機能の話になりました。 「インターネットとメール以外にスマホに必要なものは?」と花井講師が尋ねると、 「電車の乗り換え案内」「カメラ」「天気予報」「万歩計」と色々出てきました^^ (TVモニターを使って、スマホの便利な機能を説明する花井講師。生徒さんたちも「初めて知った!」とびっくりしています^^) スマホの「カメラ」と聞くとつい「カメラのシャッターを押す」表現になりがちですが、スマホで撮影している様子を表現をするのがポイントです。 手話本に載っている手話は「カメラのシャッターを押す」表現だけですが、一眼レフや携帯など何のカメラかによって表現も変わってくるので、ぜひ覚えておいてくださいね^^ これからも、相手に伝わる表現を磨いていきましょう!

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6月9日(土)ステップアップコース

こんにちは。事務局の山家2号です! さて、今日のステップアップコース。 まず自由に会話をしました。花井講師は、みなさんの手話表現を見ています。 すると、手話表現に困った生徒さんが 「グラタン、どう表現したら良いのかしら・・指文字で表していいかしら?」 もちろんNGです!(笑) 指文字がダメというわけではありません。 しかし指文字は日本語なので、何なのか分かりづらいこともあります。 指文字に頼らずイメージで表す方が分かりやすく、すぐ通じる上に表現力も磨かれます。 さらにテーマがコンビニ食の話になった時、 他の生徒さんが添加物が多いイメージを「毒」と表現したのですが、話のズレがおきやすくなります。 例えば「毒物の混入?」など、意味を間違って捉えられてしまうかもしれません。 「薬が多いと表現する方が、分かりやすいよ」と花井講師。   次は、ろう者特有のNMS(手を使わずに表情・眉・口・頭の動き・目線などを使った表現方法)を使って 流れを考えて表現しました。 例えば、「彼はどうしたの?」という内容を普通に表現しようとすると 「彼/指さし/何?」となるのですが、NMSを使って「どうしたの?」という表情を合わせることで 「彼/指さし/表情」だけで「何?」という手話を省いても意味が通じます。 そうすることで、手話表現が短く単純明快になるのですね。 (左手で人を表し、右手で左手を指さし「彼はどうしたの?」とNMSで尋ねる花井講師。表情に注目です!) 「趣味は何?」も、「何?」という手話を使わずに「趣味」の手話と同時に眉毛を上げます。 表情・眉毛や口の動きだけで、意味が通じるとはすごいですね! ぜひマスターしていきましょう^^   次は生徒さんが蛍を見たという話になったのですが、 記憶があいまいのようで、「蛍のCL表現がコロコロ変わってるよ!」と花井講師のツッコミが・・(笑) 記憶があやふやな時は、「こういう形だったかな?」と少し首をかしげて分からないという表情が大事です。 ついつい手話表現だけに意識がいきがちですが、 1つ1つの表情も意識していきましょう^^

6月6日(水)入門コース

こんにちは。事務局の山家2号です! 4月から手話を始めたばかりのみなさんも、少しずつ簡単な会話ができるようになりました! さて、今日の入門コース。 花井講師が「運動してる?」と生徒さんたちに尋ねると、 「ヨガ」「サッカー」「ウォーキング」と様々な答えが返ってきました^^ さらに「週何回?」「時間は?」と会話を続けていきます。   次は、以前学んだ会話を復習しました。 「あなたは聴者?ろう者?」「聴者です。あなたは?」というやりとりですが みなさん手話表現を忘れてしまったり、しっかり顔を見ていなかったり、頷きを忘れて無反応になってしまい、花井講師のツッコミが炸裂しました(笑) 「今こういう表情になっていたよ、それでは良くないよ。ちゃんと顔を見てコミュニケーションしよう」と続けます。 (「お互い顔を見てコミュニケーションすることが大切だよ」と説明する花井講師。) これまで学んだ手話を使って、自分で質問を考え、生徒さんを1人選んで会話のやりとりをしました。 「好きな動物は何?」 「好きなドラマは何?」 「好きな食べ物は何?」 そうすると「『好き?』だけではなく、『いつも料理する?』とか『本読む?』など色々考えてみよう」と花井講師。そうすると、会話の幅も広がりますね! 最後は、本に載っていないろう者の自然な手話表現です。 「つまらない」と同じ手話表現で、口形「プ」をつけると全く別の意味になるのです。 「しょうがない・仕方ない」という意味になります。 さらに、覚悟を決めるイメージの表情で強く表現すると「思い切って」という意味になります。 それぞれの意味を区別して、覚えましょう^^ (左:口形「プ」とまぁいいかというイメージの表情で『しょうがない・仕方ない』 右:覚悟を決めるイメージの表情で強く表現して『思い切って』) みなさんに流れを考えてもらいました。 「頼んだ弁当の中身が違うけど仕方ない、食べる」 「電車が行ってしまった・・しょうがない、待つか」 「酔っぱらって遅く帰宅し、カミさんが怖いけど思い切ってドア開ける」なんてのも(笑) 自分で流れを考えて、発表できるようになるのはすごいことです!! これからがとても楽しみです^^

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6月5日(火)初級コース

こんにちは。事務局の山家2号です! 早いもので4月~6月期の授業も、残りあと少しになりました。 さて、今日の初級コース。 まず、目で見る力を鍛えるトレーニング&復習として「空書」をしました! 日本手話は、目で見るものです。 空書は、 ・読み取り力 ・イメージ力 ・想像力 が鍛えられます! 生徒さん同士で、「漢字を空書」→「読み取ったものを空書」していきます。 (人差し指と手首を固定させて空書すると、はっきり読み取りやすくなります!) 空書に慣れている生徒さんもいれば、苦手な生徒さんもいらっしゃって それぞれ違います。 なかなか読み取れず、「分からない・・」という生徒さんもいましたが 「間違ってもいいから、想像で答えを出してみよう」「相手の動きをなぞってみて」と花井講師。 相手の空書は、自分から見て逆の向きになります。 自分の空書は、自分から見て正しい向きになります。 相手の空書を逆にして読み取るのは、実はイメージ力と想像力が大事になってくるのです。 多かったのが「開」や「関」など、真ん中にある文字を間違えてしまうことでした。 書き順や動きも似ているので、相手の指をしっかり見て想像しましょう^^   次は、山手線の大きな駅を空書→読み取りと、手話表現を確認しました。 さらに位置も表現します。 例えば東京と新宿をメインにし、「渋谷」は新宿からいくつ目?などです。 駅名だけでなく、イメージとして位置も覚えておくと便利です^^ はっきり分からなければ、「だいだいこの辺り」と表現します。 (両手で、東京と新宿の位置を表しています。そこから上?下?いくつ目?と分かるように表現します。) 「空書って、空間に文字を書くだけでしょ?」と思われるかもしれません。 しかし意外と書き方と読み取りが難しく、分かりづらい時はイメージ力や想像力でカバーする必要もあります。 実は色んな力が鍛えられるのです。 ぜひどんな早い空書も読み取れるように、マスターしていきましょう^^

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5月30日(水)コミュニケーション応用コース

こんにちは。事務局の山家2号です! 梅雨の到来を感じるくらいジメジメした日でも、それを吹き飛ばすくらいの明るい生徒さんたちです^^ さて、今日のコミュニケーション応用コース。 (2人組になってお互いの手話表現を確認しながら練習し、それを見守る花井講師。) いくらコミュニケーションができても、手話表現があいまいで分かりづらいのでは意味がありません。 そういうわけで、今日は「手話表現を磨く!」をテーマに練習しました。 最初は自由な会話をしていき、気になる点があった場合、花井講師が助言します。 例えば、「○○資格の試験がある」と「資格」の部分を指文字の「し」で表す人が多いのですが それは日本語なのでイメージで表現することが大切です。 また「でも」という日本語対応手話を使う方が多いのですが、 「その手話表現は、あまり好ましいものではないんだよ」と花井講師が説明します。 実際、「でもでも~」と言い訳や逃げに使われることが多く、イメージが良くないものですよね・・。 日本手話では、「でも」と言いたい時は”表情”で表現します。 ぜひ頭に入れておいてくださいね。   次はある生徒さんが、住宅や学校など建築関係の模型を製作する仕事をされているとのことで 「すごーい!」と盛り上がったのですが、 住宅を小さくしたものの模型を・・と説明しようとして、家が小さくなったような手話表現をしていました。 「こういう表現だとドラえもんのひみつ道具みたいに、家を小さくしたように見えるよ。また説明が長くなってしまうから、短く工夫してみよう」と花井講師。 (花井講師が模型の製作で細かい作業をしているイメージで表現すると、みなさんすぐ分かりました!) そして模型の製作に関する例文を作り、1つ1つの手話表現の練習をしました。 4段階に分けて、度合いを上げていきます。 ①まだ締切まで余裕がある~楽しいな~♪ ②だんだん締切が迫ってきた、急がないと・・ ③うわ~締切目前!もう間に合わない!徹夜だ~! ④終わった・・納品完了!目の下にクマが・・ 実際に生徒さんが経験されたそうです(笑) 2人組になって練習し、お互い足りない部分など話し合うのですが、「あいまいで分かりづらい時は、ちゃんと言おう。言わないと、相手の手話はあいまいなままになってしまうよ」と花井講師。 (左:「相談・打ち合わせ・会議」 右:「交渉」 → 仕事の相談などは、この両方を表現します。) 締切が迫っている時の焦る表情が分かりづらかったり、肝心な手話表現が抜けていたり・・ お互いの手話表現の向上のため、指摘し合ってより良い表現に修正していきましょう^^ 最後に生徒さんたちが1人1人表現していきましたが、 緊張してしまい、動きがかたくなってしまいました(笑) 花井講師も「うーん、まだまだだね。もっともっと良くなるはずだよ。」 こうして、来週までの宿題となりました。 練習を重ねることで、表現もスムーズになり自信がつきます。 1つ1つの手話表現を確認しながら、練習していきましょう^^

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